浄水器の種類

蛇口直結式

蛇口直結型の浄水器は、家庭を中心にもっとも普及しているタイプの浄水器です。キッチンの周りにタンクなどを設置するものとは違い、蛇口の先にそのまま取り付けるものなので、コンパクトで場所を取らないと言うメリットがあります。

 

しかも、価格は安いものだと数千円で購入することが出来て、比較的お手頃なんです。ただ、フィルターカートリッジの交換が、2ヶ月〜半年に1回は必要となります。

 

また蛇口直結型の浄水器の場合は、1分間に1〜2リットル程度の処理能力しかないのがデメリットです。

 

食器を洗う時って、きっとそれ以上に水を出しているでしょうね。食器を洗う間に、1分間に約5〜6リットル程度の水を出しているとして考えると、浄水器の効果は30%程度しか発揮できていないと言うことになります。

 

さらに、フィルターの目が細かいため、一気に大量の水を出すことで、汚れが蓄積されて流れ出てしまうこともあり得ます。なので、出来る限り使用水量を守って、少しずつ水を出して浄水器を清潔にしておきましょう。

 

ポット型浄水器

ポット型の浄水器は、ポットの形をした容器に水道水を注いでろ過するものです。価格がお手頃です。

 

ところが、この浄水器のフィルターカートリッジは多くの水を注ぐことができない上、寿命も短いので、頻繁に取り替えが必要になります。数ヶ月に1度フィルターを変えれば良い蛇口直結型に比べると、経済的ではないかも知れません。

 

除去したい有害物質など自分の好みによって、フィルターのイオン交換樹脂を取り替えられるのが便利です。中でも、イオン交換樹脂は高価なものですが、ろ過にゆっくり時間をかけることで、綺麗な水を作ってくれます。

 

ただ、水が出来るのに時間がかかりすぎるため、飲み水専用にする分には良いのですが、食器を洗ったり米を研いだりなど、一気にたくさんの水を必要とする際には不向きです。

 

ポット型の浄水器を仕入れるなら、フィルターカートリッジの費用や効率性を今一度考え直して決断することをお勧めします。

 

据え置き型

据え置き型の浄水器は、ホースで本体を蛇口の先と繋いで、本体をキッチンの上に置きます。蛇口直結型とは違って、コンパクトに収まらないのが難点です。

 

ただ、蛇口直結型やポット型に比べると、処理容量もだいぶ大きいのが便利です。また、フィルターカートリッジも半年〜1年くらいと長く使えます。

 

価格的には、どうしても蛇口直結型やポット型よりは高額になってしまいます。フィルターカートリッジの価格も、蛇口直結型より高くなります。

 

フィルターろ材には、活性炭、イオン交換樹脂、セラミックろ材、サンゴ、天然鉱石などが中心なので、それ以外のろ材の場合はよく確認した方が良いでしょう。

 

また、綺麗な水を飲むためにも、メンテナンスは必ず必要です。フィルターは少なくとも年に1回は交換することをお勧めします。さらに、出来ることなら、定期点検も行うのが良いでしょう。

 

この据え置き型浄水器は、相場としては2〜10万円くらいで、もっと高額な数十万円もするようなものもあります。無理に高額な浄水器を仕入れようとしなくても、自分の目的に合わせて最低限の機能が整っていて、コストパフォーマンスの良いものを選べればベストでしょう。

 

ビルトイン型

ビルトイン型浄水器は、それ専用の蛇口を設置して、本体をキッチンの下に置いておくものです。なので、蛇口直結型やポット型、据え置き型とは違って工事が必要になります。

 

本体価格と工事費用を合わせると、8万円〜20万円くらいかかるものだと覚悟しておいた方が良いでしょう。大きさは据え置き型と同じくらいです。

 

このビルトイン型では、浄水器の水圧が上がらないよう、専用蛇口が元止め水栓になっています。

 

確かに、そのお陰で安全性は保たれていますが、その分デメリットもあります。それは、通常の蛇口とは違って、水が出るまでに時間がかかることです。

 

逆に、水を止めた後も少しの間、水が出続けていることも少なくないようです。これだと、飲料水としては良くても、食材を洗ったりするのには、不便かも知れませんね。

 

これでも蛇口直結型の2倍の処理能力はあるので、若干は便利になります。

 

浄水器の水の出が悪いのが気になる場合は、時間の余裕のある時に蛇口をひねって水を容器に貯めておくのも有りかも知れませんね。

 

ビルトイン型の浄水器を仕入れるにも、本体購入と工事にかかる費用と合わせて、自分にこの費用分のメリットがありそうかどうかをよく考えてみましょう。

 

逆浸透膜

逆浸透膜浄水器の大きさは、キッチンの下にある収納スペース半分近くを占めるほどのものです。結構場所は取りますが、その分フィルターの浄水機能が極めて高く、純水に近い水を飲むことが出来ます。

 

この逆浸透膜浄水器の仕組みとしては、8リットルのタンクに水をためてから浄水します。何種類かのフィルターを組み合わせて、細かい穴の空いたフィルムに高い圧力をかけて、逆浸透膜を利用して浄水します。

 

しかし、1分間にできる水の量はたったの100ccだけなんです。もしタンクの水を全て使い切ってしまったら、1時間20分以上は水が使えないことになります。

 

しかも、この浄水器では作りたい水の5倍の量の水が必要で、浄化された水以外の水は捨ててしまうことになります。本体価格も15〜30万円はするようで、メンテナンスの費用も大変だと言われています。

 

確実に綺麗な水は飲めるので、飲料水用に置いておくか、飲料を扱うメーカーだとメリットはあるでしょう。幅広いアフターサービスの受けられる業者を見極めて、安心な業者から浄水器を買うことをお勧めします。

金属アレルギーのある方は銀抗菌剤に注意しましょう

メーカーによっては、銀抗菌剤を使用しているところもあります。金属アレルギーのある方は、浄水器を買う前に確認しましょう。特に記入がない場合もありますので、金属アレルギーの方や銀を使用していない浄水器ご希望の方は、念のためメーカーに確認してみましょう。


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